霊夢「ふぅ、やっと庭掃除が終わったわ〜」
「昼休みよ、昼休み〜」
「・・・暇だな〜」
「・・・」
「あれから一ヶ月も経つけど、何もおこん
ないわね・・・」
「あいつらおとなしくしてるかしら?」
「たしか、神社の裏に封印したのよね。」
「・・・ちょっと見にいってみよ。」
「・・・って、すでに封印が破られてる〜」
「いや〜ん どうしよう、どうしよう。」
「結局・・・」
「またこうなっちゃうわけ〜!?」
博麗神社では結局、いつもこんなことを
繰り返してるのです・・・
霊夢「ところでさぁ・・・」
玄爺「なんじゃ・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
霊夢「昔、魅魔たちが言ってた ’博麗の力’って、
一体、何?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
玄爺「それは、陰陽玉の真の力を引き出す力のこと
ですよ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
霊夢「陰陽玉の真の力って?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
玄爺「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・ ・
うむ、ついに話すときがきたのか・ ・ ・」
霊夢「なにやら、すごそうね。」
玄爺「それはじゃ・ ・
陰陽玉自身を、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
霊夢「自身を?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
高機動型
玄爺「’甘いものを食べても太らなくなる力’ですよ」
霊夢「・ ・ ・ ・ ・ ・」
「なんで連中はそんなものをほしがるのよ〜!!」
玄爺「あれ?それは、女の子の夢じゃなかったん
ですか?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
霊夢「・ ・ ・夢は夢だけどね。」
「・ ・ ・でも、それが最大の秘宝っていう、
うちの神社って一体・ ・ ・」
「・ ・ ・って、それってそれって、私にも
使えるの?使えるの?」
玄爺「当然です、っていうかいまはあなたしか使え
ませんよ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
霊夢「・ ・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「あははっ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「博麗の力って便利ね〜。・・・・・・・・・・・・」
「秘宝も力も、最大限引き出してこそ、宝よね」
チョコレートパフェお待たせしました。
「あ、あと、クレープとショートケーキと、
大判焼きお願いね〜」
・ ・ ・かしこまりました。・・・・・・・・・・・・・
―GOOD END1 Congratulations!!・・・
防御型
玄爺「真の力は、あの玉を置いておくとある効果が
あるんですよ・・・・」
霊夢「効果?何の?・・・・・・・・・・・・・・・・・」
玄爺「・・・・・・・・・・’芳香剤’・・・・・・・・・・・」
霊夢「・ ・ ・ ・ ・ ・」
「なんで連中はそんなものをほしがるのよ〜!!」
玄爺「ただの芳香剤ではありませんぞ。」
霊夢「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・ ・ 何よ。」
玄爺「いろんな香りから好きな香りを選べるんですよ」
霊夢「ちょっと便利だけど、使い道は一緒だ、一緒」
玄爺「そうですか?朝はラベンダーの香りで目が
覚めてもいいし、神社だから、桧の香りでも
いいし、気分がフローラルなときはフローラル
な香りでも良いし・ ・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・」
霊夢「分かった、分かった。・・・・・・・・・・・・・・・・・
(フローラルな気分て、なんなの?)
「でも、それが最大の秘宝っていう、
うちの神社って一体・ ・ ・」
「じゃぁ、玄関にでも置いておきますか。」
霊夢「それじゃあ、今日は・ ・ ・」
「’まだ雲の中にあるイチゴの茎の香り’でお願いね。」
「ふぁ〜あ、おやすみなさい・ ・ ・」
―GOOD END2 Congratulations!!・・・
攻撃型
玄爺「’好きなときに猫の姿に変形させる力’ですよ」
霊夢「・ ・ ・ ・ ・ ・」
「なんで連中はそんなものをほしがるのよ〜!!」
玄爺「きっと、猫がすきなんですよ。」
霊夢「だからって〜」
玄爺「それに、ただの猫じゃありませんよ。」
霊夢「・ ・ ・何よ。」
玄爺「かわいいんですよ。」
霊夢「ただの猫だ、ただの猫。」
玄爺「いいじゃないですか、かわいいんですよ。」
霊夢「・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」
霊夢「一応、悲報なのよね、うちの神社の・ ・ ・」
「・ ・ ・でも、邪魔なときは玉にしとけばいい
し、餌もいらないし、トイレにもいかないし
暴れないし、のみもいないし・ ・ ・」
「・ ・ ・猫のいいとこだけ取ったみたいな感じ
で、すごくいいかも、すごく。」
「でも、なんでこれが秘宝なんだろ?」
「・ ・ ・ ・ ・ ・」
「・ ・ ・かわいいけど。」
−GOOD END3 Congratulations!!・・・
霊夢「何にもしてこないなぁ。」
「結局、なにがしたかったのかしら?」
「からかわれたのかしら?」
「・ ・ ・だとしたら悔しいわね。」
魔理沙「修行が足りないのよ、修行が。」
霊夢「はいはい、分かってますよ、やればいいんでしょ
・ ・ ・はぁ嫌だなぁ、修行。」
「・ ・ ・うぅ、気持ちがだんだん暗くなるぅ。」
魔理沙「それは、修行不足だからよ。」
霊夢「・ ・ ・なんだか、体も重くなってきたなぁ。」
「・ ・ ・ ・ ・ ・って!」
霊夢「魔理沙!!」
魔理沙「あら、うだうだ言ってないで、修行行きましょ。」
「手伝ってあげるわよ。」
霊夢「なんで、あんたがここにいるの!」
(しかも、ひとの頭の上に!!)
魔理沙「暇だから来ちゃった。別にいいでしょ?」
「それより、修行嫌いで修行不足の霊夢を鍛え直し
て上げようと思って。」
霊夢「・ ・ ・むぅ」
魔理沙「さっ、始めましょ。 楽しい修行の時間。」
霊夢「・ ・ ・嫌だなぁ」
高機動型
魔理沙「さっ、修行よ修行!」
霊夢「ちょっとまて!!」
「これのどこが修行だ!!」
魔理沙「あら?高いところに馴れなきゃ強くはなれない
わよ?」
霊夢「ぎょえ〜、た〜か〜い〜、服がのびる〜、
たすけて〜。」
魔理沙「さぁ、もっと高度を上げるわよ。」
霊夢「ひぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
―BAD END1 Try to no Continue!!・・
防御型
魔理沙「さっ、修行よ修行!」
霊夢「ちょっとまて!!」
「これのどこが修行だ!!」
魔理沙「あら? 修行で滝にうたれるのはお約束でしょ?」
霊夢「断じて、これは滝ではない!!」
魔理沙「でもちゃんとした水よ?」
霊夢「どこがよ! このドロドロした液体は、なんなの
よぉ〜。なんかぬるぬるするぅ〜。」
魔理沙「あら、魔法間違えたかしら?」
霊夢「ひ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
−BAD END2 Try to no Continue!!・・
攻撃型
魔理沙「さっ、修行よ修行!」
霊夢「ちょっとまて!!」
「これのどこが修行だ!!」
魔理沙「あら?恒例の火あぶりじゃないの。」
霊夢「どこの修行に火あぶりがあるのよ〜!!」
魔理沙「でも、この火は魔法の火だから、見せかけの火よ
どんな、時でも冷静じゃなきゃ。」
霊夢「うそつき〜、あついよ〜」
「うあ〜、服がこげた〜」
魔理沙「あら、魔法間違えたかしら?」
霊夢「ひ〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
―BAD END3 Try to no Continue!!・・