トマト
「そこのわんこちゃん!
みみゅうを苛めちゃったのは
・・・あんただな!?」
きゅーぴー
「あ、もしかして・・・
あねさん?」
トマト
「うん、姐さん。
でも名前はトマトだ」
きゅーぴー
「トマトちゃん?」
えーっと、
みみゅうちゃんは・・・」
トマト
「今はお菓子を食べて
ご機嫌だ」
きゅーぴー
「良かったー」
トマト
「よくないー!
私の可愛い子分を
泣かせちゃって!」
きゅーぴー
「ごめんなさいー
ちょっとやりすぎました」
トマト
「謝るくらいじゃ
許せませんなぁ」
きゅーぴー
「えーっと、
どうしたらいいのかな・・・」
トマト
「ん〜」
「許したげるから
大人しくやられて!」
きゅーぴー
「それって
許してくれてない〜」
トマト
「いいんだよ
どうせやられるなら、
抵抗少ない方が楽じゃん?」
きゅーぴー
「やられたくないから、
必死っで抵抗しま〜す」
トマト
「無理無理、
トマトちゃんは無敵なのだ!」
トマト
「うー
・・・ターゲット撃破失敗・・・」
きゅーぴー
「ターゲット?そういえば、
みみゅうちゃんも
トマトちゃんも、
なんで私を攻撃したんだろ」
トマト
「組長の命令だからだ・・・」
きゅーぴー
「組長!?まだいるの!?」
「というか、
なんで狙われてるんだろ」
トマト
「組長に会えばわかるさ・・・」
きゅーぴー
「組長・・・なんか怖そう」
「って、さっきから私、
寄り道しすぎ!?」
「早くあの人を
見つけなきゃ!」
クリス
「いらっしゃいませー。
何名様ですか?」
きゅーぴー
「ほえ?」
クリス
「一名様ですねー。
おタバコは・・・
吸われませんよね?」
きゅーぴー
「あ、はい」
クリス
「一名様のご案内でーっす!」
きゅーぴー
「え、えーっと」
クリス
「・・・?
お客様、どうされました?」
きゅーぴー
「えっと、
お姉さんはどういう人
ですか?」
クリス
「当レストランの
ウエイトレス、
クリスと申します」
きゅーぴー
「れ、レストラン?」
クリス
「あらお客様、
ご存知ないんですか?」
「当店は、
空を流れるレストラン
「ぴゅあーず」でございます」
「椅子もテーブルも、
入り口も出口も
ございませんが」
「最高のおもてなしで、
お客様に満足してもらう
ために、年中無休で営業中で
ございまーす」
「ちなみに、お皿もグラスも、
フォークもナイフも
常に浮いておりますので、」
「テーブルが無くても簡単に
お食事できますよ」
「ではでは、
ご注文は何になさいますか?」
きゅーぴー
「えーっと・・・ハンバーグ!」
「・・・じゃなくて
私お客さんじゃないですよー」
クリス
「へ?」
きゅーぴー
「たまたま、
ココを通ってただけで・・・」
「お金も持ってないし、
ごめんなさいー」
クリス
「えええ!?
も、申し訳ございません!
空を飛んでいらっしゃるから、
お客様かと・・・」
きゅーぴー
「空を飛んでる人は
みんなお客様なんだ・・・」
クリス
「申し訳ございませんでした」
「またのご来店をお待ち
しておりま・・・ ・・・ ・・・」
「ってあなた!」
きゅーぴー
「ふぇ?」
クリス
「危ない危ない・・・
あなたのホンワカした
雰囲気に騙されそうだったわ」
「まさか食い逃げだったとは」
きゅーぴー
「食い逃げ!?」
クリス
「そこのウサギは明らかに
ウチの食材・・・」
きゅーぴー
「うさぎ・・・
この子達は食材じゃないです」
クリス
「黙りなさい!
食い逃げちゃん!」
「この「ぴゅあーず」で
食い逃げして、
無事でいられると
思わない事ね」
きゅーぴー
「む〜、違うのに〜」
クリス
「コックさんカモーン!
対食い逃げフォーメーション
LSKでいくわよ!」
クリス
「くっ、
私たちじゃ手におえないか・・・」
「こうなったら最終手段・・・」
クリス
「て・・・店長まで・・・」
きゅーぴー
「でっかくて怖かったけど、
頑張りました」
クリス
「店長の役立たず」
クリス
「さっきのお客は逃すし、
次のお客は食い逃げだし・・・
今日厄日なの?」
きゅーぴー
「私は食い逃げじゃない
ですってば。」
「というか、
私以外にお客さん来てたんだ」
クリス
「ウチは客やないわー!」
って怒られちゃったけどね」
きゅーぴー
「!?」
「その人どこ行きました?」
クリス
「うーん、あっちかな」
きゅーぴー
「あっちですね!
ありがとうです!」
「それと・・・
今度はちゃんと食べに
きますからー」
クリス
「うさぎ代もはらえー」
きゅーぴー
「それは払いませんっ」
6面
ユキ
「よう、きゅーぴー」
きゅーぴー
「見つけた・・・ユキさん」
ユキ
「随分苦労したみたいやなー・・・
って、
ほとんど寄り道やった
みたいやけど」
きゅーぴー
「見てたんですかっ?」
ユキ
「トマトとみみゅう、
すんごい悔しがってたで」
きゅーぴー
「・・・!? まさか!」
ユキ
そそ、ウチが「わるだ組」
の組長
「・・・まぁ、そんな事は
どうでもええやん?」
「お前の目的はコレやろ」
きゅーぴー
「わ・・・わたしのプリン!!」
「それ食べるの・・・
すっごく楽しみなんです!」
「返してください!
はやくはやく!」
ユキ
「あわてなさんな 返したるからさ」
きゅーぴー
「ホントですか!」
ユキ
「ウチを倒せたら・・・な、」
きゅーぴー
「ああ、やっぱり・・・」
ユキ
「ウチも今回は本気で
いくからな、
覚悟しぃや?」
きゅーぴー
「こっちこそ!
本気でプリンちゃんを
取り返します!」
ユキ
「ウサギがちょろちょろ
・・・ウザイ!」
きゅーぴー
「ああ!うさぎさん!」
ユキ
「うさぎは飼育小屋に
いればええのや!」
ユキ
「これですっきりしたな」
きゅーぴー
「もう許しません!」
そしてエンディングへ